ハンバートハンバートのおすすめ楽曲5選。おすすめアルバムあります。

ハンバートハンバート

みなさん、ハンバートハンバートをご存知ですか。

ハンバートハンバートは、1998年に結成された夫婦デュオ。

人呼んで、音楽版無印良品。(勝手に命名)
出会った時、よくわからないですが、無印良品ぽい!と思いました。
完全に雰囲気ですが笑

知名度はさほど高くありませんが、CMや映画などのタイアップもある実力派。

芥川賞作家のピース又吉さんをも虜にしており、「好きな子に聴いてほしいアーティスト」と言わしめたほど。
「虎」のPVでは友情出演も果たしています。

かくいう私がハンバートハンバートを知ったのは3年前。
アコースティックなバンドを探っていたときにヒットしたんです。

早速TSUTAYAでベスト盤をレンタルしたらドハマリ。
ライブでさらにドハマリ。

今日は、ハンバートハンバートの魅力を思う存分語りますので、どうかお付き合いください。
時間のない方は目次から読みたいところに飛んでくださいね。

ハンバートハンバートとは

それでは早速ハンバートハンバートを紹介していきましょう。

ハンバートハンバート
出典:ハンバートハンバート オフィシャルウェブサイトより

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

メンバー

  • 佐藤 良成(ボーカル・ギター、フィドル、マンドリン、作詞、作曲)
  • 佐野 遊穂(ボーカル、ハーモニカ、ティン・ホイッスル、作詞)

二人には3人の子供さんもおられます。
元は大学のバンド仲間。
他の部員たちが就職などで脱退していく中、二人が残ったそうです。
Twitterにはオフショットもたくさんあり、仲睦まじい様子を垣間見ることができます。

ハンバートハンバートのおすすめ楽曲5選

本当は全曲聴いてほしい、、、
歌詞も曲も音も素敵な楽曲ばかり。

そうもいかないので、今回はなかでも聴いてほしい楽曲5曲をYouTubeを交えてご紹介。

楽曲はほとんどがデュオで構成されています。
遊穂さんの透き通った声と、良成さんの柔らかな声が光ります。
メロディーも歌詞も一級品の楽曲ばかりです。

おなじ話


トップバッターにふさわしい名曲はこちら。
代表曲といえるでしょう。
心地良いメロディーと音色に乗せ、会話調の歌詞が展開していきます。
個人的にはカップルのぎくしゃく感を表現したものではないかと思います。
皆さんの頭にはどんな二人が浮かびますか?

ぼくのおひさま(吃音がテーマ)


シンプルで、楽曲の良さが際立つPVですね。
吃音障害についての歌詞とも捉えられることもあります。
切なくてジーンとくる楽曲です。


又吉さんの友情出演が話題となった楽曲。
PVのダンスがユルくていい味出してます。
うまくいかない心境が綴られているのですが、良成さんの気怠げで味のあるボーカルが非常にマッチしています。
”酒だ、酒だ、飲んでしまえ”という歌詞はインパクトがあります。
ちなみに、最初に発表されたのはギターバージョンでした。

小さな声


読み取れるのは、心を病んだ人の日常・心情。とことん沈むタイプです。
欲しい言葉が「負けないで」とか「がんばれ」じゃない時ってありますもんね。

まぶしい人


高嶺の花の”君”への思いが綴られた一曲。
又吉さんとの対談にて、以下のやり取りがありました。

佐藤 情けない男の歌ですけどね。
──“君”に対する羨望と妬みが入り混じった歌ですね。
又吉 そういう自分も確実に存在してるんですよ。でも、それを直視すると生きていけなくなりそうだから、なるべく他人と自分を比較しないで、「僕は僕」っていうスタンスでいるんですよ。要はみんなの前では平気なフリをしてるわけですけど、夜中1人で歩いてるときに突然「全部ウソでした!」みたいな気持ちになったり。
佐藤 そう、どうしても揺り戻しがあるんですよね。「まぶしい人」は自分としては珍しくJ-POPみたいな感じの曲なんですよ。Aメロ、Bメロがあって、サビで盛り上がって、違う展開を挟んで、またサビを繰り返すっていう。ポップスっぽい曲になったから、ここに「愛してる」みたいな歌詞は書けないなって……。

出典:ハンバート ハンバート×又吉直樹(ピース)対談 (4/4) – 音楽ナタリー 特集・インタビュー
とてもおもしろい対談なのでよかったら読んでみてください。
又吉さん、本当にハンバートハンバートが好きなんだなぁと思います。

ちなみに、ピアノバージョンのライブ音源がニューアルバムWORKに収録されました。

以上5曲がおすすめの楽曲。
本当は紹介したい曲がまだまだあるんですけど、、、

とりあえずこのアルバムは外せない



最初に聴くなら、FOLK2がおすすめです。
「虎」のピアノバージョンなど、珠玉のオリジナル曲が収録されています。

加えて、MONGOL800の「小さな恋のうた」森高千里の「渡良瀬橋」ユーミンの「ひこうき雲」のカバーも収録されています。
カバーのクオリティが高いのもハンバートハンバートの魅力。他のアルバムでもちょこちょこカバー曲があるので、是非聴いてみてください。
とりあえずベスト盤からというのもありだと思います。

実は結構タイアップがある

知らず知らずにハンバートハンバートの音楽に触れていることも多いはず。
今日は、数あるタイアップの中から3つを紹介します。

皆さんご存知「アセロラ体操のうた」


皆さんご存知とか言いましたが、実はそんな知名度高くなかったらごめんなさい。
実は歌っているのは遊穂さんです。

さがしにでかけましょう♪ミサワホーム♪

さがしにでかけましょう♪ミサワホーム♪

ハンバートハンバートを知らない人には、ミサワホーム♪を歌ってる人といえば分かってもらえることも。

映画「プール」


劇中、プールサイドで小林聡美さんがハンバートハンバートの「妙なる調べ」を弾き語りするシーンがあります。
この映画のために練習されたそうです。


タイのチェンマイを舞台にした小林聡美主演の映画。
日常を切り取ったような、のんびりした映画で、個人的にすごく好きな映画。
「かもめ食堂」や「めがね」の雰囲気が好きな方におすすめです。

ライブが最高に楽しい

超アットホーム。めっちゃ楽しい!!です。
これまで4回ライブに行きましたが、立ち見ではなく座って鑑賞する感じでした。
ゆったり音楽に浸れる雰囲気のライブです。

  • 二人のハーモニーは人を幸せにする
  • トークがめちゃくちゃ面白い
  • ふたりともめっちゃおしゃれ。お客さんもおしゃれな人が多い

お二人とも本当に歌が上手です。
ライブに行く度に感動させられます。

二人の声が合わさると、誰しもアットホームで幸せな気持ちになるはず。
楽器は良成さんがメインで担当しています。ピアノ、ギター、バイオリンまでこなします。

音楽以外の見どころといえば曲間に繰り広げられるトーク。ゆるい感じで癒されます。
夫婦ならではの生活感があるトークも夫婦デュオならでは。

そして二人のファッショも見どころ。PVやライブ映像をみても、二人ともいつもおしゃれです。
遊穂さんのファッションの軸はリンネル系ですが、結構エスニック調のアイテムも好まれているみたいです。
ブランドで言えばnest robeなんか着てそうです。
ちなみに、ライブに来ているお客さんもおしゃれな方が多いです。
周囲のファッションチェックをするのも密かな楽しみになるはず。


ちなみに最新アルバム「WORK」の初回限定盤にはトークオンリーのCDがついてきます。収録曲は新曲の「小さな声」を除きライブ音源となっています。
ライブ音源とは思えない音質と歌唱力に圧倒されるはずです。

まとめ

いかがだったでしょうか。
このブログを通じ、ハンバートハンバートを気に入っていただけたら幸いです。
今回紹介した楽曲以外にも本当に名曲がたくさんあるので、是非聴いてみてください。お気に入りの一曲がきっと見つかると思いますよ。

名盤たち