目次
はじめに
手順
フライパン焙煎のメリットとデメリット
まとめ
目次
はじめに
私にとって、コーヒーは特別な飲み物です。
このブログに辿りついた方にとってもそうでしょうか。
一息ついたときなど、日常のあらゆるシーンにコーヒーの存在があります。
最近はコーヒーが健康に良いという研究結果も多々あるなど、健康面の効果も注目されています。
ところで、みなさんはコーヒーの購入方法と聞いて真っ先に連想するものはなんでしょうか。
缶コーヒーやコンビニコーヒー、カフェや専門店など、方法はいくつかあります。
コンビニコーヒーは一杯100円でカフェに負けないクオリティー。
カフェで飲むコーヒーは各店のブレンドや、カフェの雰囲気を楽しめます。
専門店では主に焙煎された豆の販売でしょうか。豊富な知識を持った店員さんとの会話を楽しむことができます。
かくいう私は最近、生豆をインターネットで購入しています。
なぜ、生豆なのか。
安い。これが動機でした。
私はコーヒーを毎日飲むので、コストを重視しました。
カフェや専門店で焙煎された豆を購入すると、100gあたり相場は500円程度でしょうか。
対して生豆はAmazonで1kgが1,257円(2019年5月12日現在)100g換算で125円です。
どうやるの?
焙煎と聞くと、専用器具や専門知識が必要ではないか。
最初はそんなイメージを持ちました。
なんならコーヒー好きを自称しながら、焙煎の意味すらあまり知りませんでした。
深煎り、、、?浅煎り、、、?ぐらいの感じ。
結論から言うと、焙煎は難しくありません。専門器具も専門知識もいりません。
ざーっと手順をまとめると
手順
- 生豆を洗う
- フライパンで3分蒸す
- フライパンで炒める
- 豆を冷却する
- 豆を選定する(ハンドピック)
以上です。
それでは最初から手順を解説していきます。
1.生豆を洗う
想像の倍くらいがっつり洗ってください。
たとえるなら米を洗うくらいの感じ。
今回はざるを使用しましたが、ボールの方が使いやすいです。
目安としては、ボールの水を3回変えるくらい洗ってください。
この段階で、結構なチャフ(豆の殻?皮?)を取り除くことができます。
米と同じで、完璧には洗えません。やりすぎると水を含みすぎるのがよくないとも聞いたことがあるので、ある程度のところで止めます。
2.フライパンにふたをして中火で3分間蒸す
先程の洗い作業によって適度に含んだ水分が加熱され、豆全体に熱が通ります。
3.フライパンで中火で炒め続ける
ずっと中火で炒め続けます。注意点はとにかく混ぜてゆすってまんべんなく!
もう一度言います。混ぜてゆすってまんべんなく!
ムラができると味が安定しませんので、煎り具合を均等にします。
豆がパチパチと音を立てることをハゼと言いますが、ハゼが起こってから焙煎のスピードが早くなります。気合いを入れて混ぜてゆすります。
12分経過
豆の色が少しずつ変わっているのがわかります。
少しムラができていますが、気にしません。
14分経過
先程から2分程度でここまで進みました。
ここからは好みの煎り具合で火を止めます。
ポイントは、好みの煎り具合の手前で火を止めること。
豆自体がかなり熱を持っており、焙煎がさらに進むためです。
4.豆の冷却
豆はフライパンから別の容器に移します。
焙煎をすぐに止めたい場合はうちわなどで冷却してください。
その際、チャフが飛び散るのでご注意を。
5.豆を選定する(ハンドピック)
欠点豆については、機会があれば詳しく書きます。
とりあえず、虫食い穴があるものと形がいびつなものを除けば大丈夫です!
完成!
今回は深煎りに仕上がりました。
ハンドドリップで飲んでみた
新鮮なのでプクプクとガスが抜けてきます。
焙煎当日は一般的におすすめされませんが、私は普通に飲んでます。普通においしいです。
フライパン焙煎のメリットとデメリット
これまで何度かフライパン焙煎をしてきて、メリットとデメリットに感じた点について書きます。
メリット
- 安い
- いつでも新鮮な豆でコーヒーを淹れられる
- 焙煎当日から味の変化が楽しめる
デメリット
- 片付けがめんどくさい
- 豆の選別(ハンドピック)をする必要がある
メリットに一つでも惹かれるものがあるのであれば、是非試してほしいと思います。
デメリットに挙げた片付けですが、洗ったり炒めたりする工程で、どうしてもチャフが出てきます。特に炒めている最中チャフが舞うので、綺麗好きな方にとって、後片付けは大変だと思います。私はザーッとしているので平気です。
まとめ
コーヒーが好きで、家にコンロとフライパンがあればできます。
コーヒーの魅力をさらに知ることができますし、おいしいコーヒーを飲むことができます。
私自身、安いことを理由にフライパン焙煎を始め、これまで続けています。
今となっては安いという理由だけではなく、いつでも新鮮なコーヒーがあることや、自分で焙煎する楽しさにも魅力に感じています。
コーヒーを毎日飲む方、コーヒーが好きな方、是非試してみてください。