皆さん、手拭いを使うことはありますか。
こういうやつです。
多くの人が使ったことはあるのではないでしょうか。
しかし、使い続けている人はごく少数だと思います。
それもそのはず。
日本では、タオルやハンカチが広く使われるようになったからです。
タオルやハンカチもいいけれど手拭いだって実はとっても使いやすいアイテムなんです。
今回は、手拭いを愛用する私が、その魅力と使い方を紹介していきます。
ようこそ。手ぬぐいの沼へ。
目次
手ぬぐいの定義と歴史
手ぬぐいは、綿や麻、絹の平織りの布のこと。
その歴史は、なんと奈良時代に遡ります。
当初は、祭事の装身具として使用されることが多かったようです。
江戸時代に綿の栽培が盛んになると、庶民にも広まりました。
入浴時などはもちろん、装飾品としても活躍。
ところが、明治時代にタオルやハンカチが西洋から伝わると、日本古来のものは「古臭いもの」に。
手ぬぐいも姿を消すことに。
しかし近年、手ぬぐいの魅力が見直されているんです。
おしゃれな雑貨として店頭に並ぶことも増えました。
そして今手ぬぐいは、実用性の高いアイテムとして再評価されています。
手ぬぐいのメリット
日本の織物の歴史を具現化したような存在である手ぬぐい。
一体どのような強みを持っているのでしょうか。
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速乾性が高く、清潔を保てる
タオルやハンカチと比べて乾くのが早い早い。
すぐに乾くのでストックも少なく済んじゃいます。
そしてなんと、部屋干ししても全然匂いません。
タオルを部屋干ししたら臭くなりますよね。
手ぬぐいは通気性が良くて雑菌が繁殖しないので匂いにくい。
使ったあとはさっと干して乾かして、また気持ちよく使える。
手ぬぐいの使い心地を覚えると、タオルには戻れなくなります。
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かさばらない・軽い
タオルと比較した画像がこちら。小さいは正義です。
そして軽い。
外出も身軽になります。
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デザインが豊富でかわいい
手ぬぐいってかわいいですよ。
手ぬぐいには、タオルには出せない可愛さが間違いなくある。
私が使っているのは、こんなデザインや
こんなデザインまで（撮り方がテキトーですみません）
ちなみに、私は無地も渋くて好きですよ。
使い込むほど柔らかく、風合いが出る
使い始めはかっしりしていても、使用していく程に柔らかくなります。
そして天然染料が使われた手ぬぐいは、使い込むほどに風合いを増していきます。
それはもう、あなたが育てた世界にひとつだけの手ぬぐいなわけです。
手ぬぐいのおすすめ使用シーン
メリットを理解してもらった上で、活用シーンを紹介します。
キッチン
お皿をさっと拭くのにもいいです。
手ぬぐいは通気性が良くすぐ乾くので、雑菌の繁殖も防ぐことができます
このようなフキンが一般的ですが
実は手拭いより雑菌が繁殖しやすいんですね。
手ぬぐいは、食器を衛生的に保ってくれるんです。
温泉
温泉のお供にも。
荷物がコンパクトになるのでいいですよ。
ちなみに、温泉に行くと、手ぬぐいを使ってるのはいつも私だけ。
みんなにも使ってほしいと思っちゃいます。
登山などのレジャー
実は、登山をする方は手ぬぐい愛用率が高いんです。
コンパクトで軽いのに、いろんな用途に使えることが登山家にぴったりなんです。
・土埃が舞っている→口に当て、頭の後ろで結んでマスクのように使う
・暑い日は→水を含ませ、首に巻いて体を冷やす
ファッションアイテムとして
可愛いデザインのものが多いので、ファッションアイテムとしてもおすすめです。
首に巻いてスカーフにしたり、頭に巻いたり。
持っているだけでもおしゃれなアイテム。それが手ぬぐいです。
手ぬぐいのデメリット
唯一デメリットに感じるのは、吸水性が低いこと。
ふっくらした織り方ではないため、水分をたくさん含むのにはむいていないんですね。
なので私は、風呂上がりに体を拭く際は、途中で何度か絞っています。
そうすることで、手ぬぐい一枚でも体を拭くことができます。
慣れればなんてことはありません。
まとめ
手ぬぐいのメリット
・速乾性が高く、清潔に保てる
・かさばらない・軽い
・デザインが豊富でかわいい
デメリットは吸水性がやや低いこと
→絞りながら使うことで克服できる。
いかがでしたでしょうか。
手ぬぐいの魅力が伝わっていれば幸いです。
手ぬぐいはシンプルだけど、とっても使い勝手がいいアイテムです。
手ぬぐいのある生活を始めてみませんか？
迷ってるくらいなら飛び込みましょう。
さあ、手ぬぐいのある生活へ。
