初心者におすすめのテントを探すと、必ず候補にあがるスノーピーク「アメニティドーム」
果たしてその使い心地はどうなのでしょうか。
この記事では、実際に初心者キャンパーがアメニティドームを2年間使用して分かった良い点・悪い点について書きます。
アメニティドームのメリット・デメリットがわかる
目次
アメニティドームとは
アメニティドームは、日本が誇るアウトドアブランドスノーピークのエントリーモデル。
アメニティドームのネットのレビューを覗くと
- 設営しやすい
- おしゃれ
- 高品質
- 品質の割に安い
こんな意見が大変多いです。この点について、2年間使用しても異議なしです。
天下のスノーピークが長年定番商品としている理由がわかります。
ちなみに、初心者が重要視すべき「設営しやすさ」については、実際に見ていただいたほうが早いかと。
以下、スノーピーク公式のアメニティドーム設営動画です。
ポールの色分けなど、初心者でも設営しやすくなる工夫がされていることがわかります。
なれると一人でも設営できるようになります。
これから、アメニティドームと歩んだ歴史を振り返ります。
初心者が、どのようにキャンプを始めればよいか、イメージするのに役立ててくださいね。
メリット・デメリットなどの本題に移りたい方は目次から飛んでください。
アメドと歩んだ軌跡
初めてのキャンプ
テントと寝具さえあればどうにかなるだろうと挑んだキャンプ。
当時はタープがありませんでしたので、アメニティドームの前室で食事などをしました。
当時はランタンもないので、懐中電灯レベルの明かりを結集させました。
めっちゃ暗かった。。。夜は周囲のキャンパーの光がなければ終わってました笑
ランタンは必須アイテムです!
冬キャンプは準備万端に
2回目にして冬キャンプ。電源サイト(コンセントが使用できるテント区画)で電気カーペットをレンタルして挑みました。
気温は5℃まで低下しました。電気カーペットがなかったらマジで死んでました。
初心者キャンパーの皆さん、冬キャンプは十分な準備をして望みましょう。
初心者の冬キャンプ心得
・防寒は過剰なほどしていく
・電源サイトを利用し、電気カーペットを使用する
やっぱりタープは必要
やっぱりタープいるね。って夫婦で話し合って購入。
アメニティドームの前室だけでもいいかなとか思ってたんですが、タープがないと、日中の日差しがかなりきついです。
スノーピークのヘキサです。
ヘキサタープは設営しやすいしかっこいいのでおすすめです。
小川張りはおすすめレイアウト
小川張りとは、以下のようにテントとタープを連結させる設営方法。
テントは寝室。タープはリビングです。
連結させることで、効率よくスペースを活用できます。特にサイト区画の狭いキャンプ場では小川張りに限ります。
特に雨天時などは、雨に濡れることなくテントとタープを行き来できるので快適です。
逆に離れて設営すると、以下の通り、スペースは取るし効率の悪いレイアウトになります。
アメニティドームの良い所
前室が快適すぎる
とにかく前室が使いやすい。
・荷物が置ける十分なスペースがある
・簡易タープになる
・横からも開く
下の写真のように、前室が前にも横にも開くので、タープをテント横付するなど、様々なレイアウトに対応可能です。
前室が広く、就寝時に荷物を入れておくのに最適です。
クーラーボックスなど軽々収納できます。
就寝時や買い出しなどで不在にする際には、貴重品は前室にいれこみましょう。悲しいことに、キャンプ場では盗難も起こります。
また、前室をポールで立てて上げることで、ちょっとした日除けになります。
タープがない時期はその方法で日差しをしのぎました。
曇りの日なんかはこれでも十分です。
安心の永年保証
その道具に寿命が来るまで直し続けるのは、私たちにとって自然なこと。 だからスノーピークの商品には保証書がありません。 保証書などなくてもお客さまが直したいと思って送っていただいた道具は、責任を持って修理します。 すでに在庫のない部品でも可能な限り対応します。 スノーピークのものづくりは、他にないものづくり。 大量生産、大量消費のものには生み出せない記憶をつくりたい。 いいものをつくるからこそ、しっかりと修理したい。直すことがたくさんの方々との新しい絆になると信じているから。 スノーピークがつくる道具には、私たちのそんな願いも込められているのです。引用:アフターサービスについて | スノーピーク * snowpeak
スノーピーク製品の永年保証は先のブログでも触れた通り、良心的で本当に素晴らしいです。
エントリーモデルのテントながら永年保証まであるので、コスパ最強です。
以前、スノーピークのtake!チェアーを無料で修理してもらいました。
風に強い
テントの高さを抑え、風を受け流す形状になっているため、強風時でも安心です。
何度か強風時にキャンプしましたが、風がビュンビュン吹いても安心して寝れたのはアメニティドームのおかげです。
お手頃な価格(Mサイズで4万円前後)
4万円前後で購入できます。
スペックや保証を見ると他の追随を許さないコスパです。
残念なところ
結構カブる
キャンプ場に行けば1つは見かけるでしょう。
逆に言えば、設営方法などわからない時にヘルプを求めやすい環境ではあります。
個性を求めるのであれば選択肢から外れてしまいますね。
高さがないので男性は窮屈かも、、
タフワイドドームとアメニティドームを並べて撮影した写真がこちら。
ご覧の通り、同スペックとしてよく比較されるColemanのタフワイドドームと比べるとかなり低いことがひと目で分かります。
タフワイドドームは高さが175cm有るのに対し、アメニティドームMの高さは150cm。
アメニティドームは、男性にとってやや窮屈に感じることもあります。
まあ、寝るだけなので、個人的に気になりませんが、、、
先述の通り、低いおかげで風に強いです。
まとめ アメドは最高のテント
いかがでしたでしょうか。
アメニティドームは本当に使いやすく、長年愛用できる製品です。
良点は簡単に浮かぶ反面、悪い点は絞り出さないと出てきません。
テント選びに悩んでいるキャンパー志望の方々は是非参考にしてみてくださいね。
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