本場のスリランカカレーは意外と簡単に作れる!初心者にもおすすめの最強レシピ本

この記事を読むと・スリランカカレーの特徴が分かる

・スリランカカレーのおすすめレシピ本が分かる

みなさん、スリランカカレーといえばどのようなイメージでしょうか。

多くの方は

「インドカレーと違うの?」

「すごく辛いイメージ?」

「ココナッツをふんだんに使っているイメージ」

という感じでしょうか。

たしかに、インドカレー屋はあるけどスリランカカレー屋は少ないですよね。

そこで今回は、スリランカカレーを知ってもらったうえで

スリランカカレーのレシピ本を紹介します。

まさに魔法のレシピ本という感じです。

すべてのレシピが絶品なんです。

多くのレシピ本に出会いましたが、本当に最強のレシピ本だと思います。

わたしは、はまりすぎて毎週カレーを作っています。

それでは、まずはスリランカカレーについて知っていきましょう。

スリランカカレーの特徴

スリランカカレーを構成する要素はいくつかあります。

ひとつずつ見ていきましょう。

ブラックペッパー、唐辛子、青唐辛子が効いている

赤い唐辛子はなじみ深いですよね。

ところが、スリランカカレーは、唐辛子に加えて、ブラックペッパー、青唐辛子がよく登場。

3種のスパイスが織りなす刺激により、スパイス中毒まっしぐら。

口に入れた瞬間の辛さもさることながら、後引く辛さがたまりません。

しかも、この辛さが肉や魚介といった具材とも見事にマッチ。

独特の辛さは、スリランカカレーの大きな魅力です。

ココナッツをふんだんに使用している

ココナッツミルクやココナッツオイルが必ずと言っていいほど使われています。

スリランカと言えばココナッツ。ココナッツといえばスリランカ。

そういっても過言ではないほど、スリランカとココナッツは切り離せないのです。

なんせ、ほとんどのレシピにココナッツが使用されているくらいです。

モルディブフィッシュが使われている

モルディブフィッシュとは、スリランカの鰹節です。

モルディブフィッシュ(ディベヒ語: ވަޅޯމަސް‎、英語: Maldive fish)とは、モルディブで伝統的に生産されている、マグロを乾燥させて固くさせた食品である。日本の鰹節に似ている。モルディブ料理やスリランカ料理、南インドに位置するラクシャディープ諸島やケーララ州、タミルナードゥ州における料理の定番食材であり、かつてはモルディブからスリランカへの主要な輸出品の一つであった。

モルディブ諸島やラクシャディープ諸島周辺のインド洋では、カツオやキハダマグロ、タイセイヨウヤイト(英語版)、ヒラソウダなどの遠洋魚が豊富に獲れる。これらの魚はすべて、モルディブの人々の主な食料源および収入源として、伝統的にモルディブで加工されてきた。

引用:「モルディブフィッシュ」『ウィキペディア日本語版』,(2022年2月17日取得,) .

かつお節は日本でも古くから親しまれている食材。

かつお節をカレーに使うなんて、最初は驚きでしたが、日本とスリランカの共通点ということで、なんだか親近感がわきますね。

カレーリーフとランペを使う

カレーリーフやランペという、日本では珍しいスパイスを使用するのも特徴的なところ。

見た目は完全に葉っぱ。

なかなか強い香りがあり、スリランカカレーの重要な要素となっています。

ちなみに、いずれも、日本だとスーパーで目にすることはかなり稀です。

生葉はネットですら希少です。

ドライをAmazonで買うのが手軽でおすすめです。

トゥナパハというミックススパイスを使用する

カレーにはミックススパイスが多く用いられます。

代表的なのは、インドのガラムマサラ。

スリランカカレーにおけるミックススパイスはトゥナパハというもの。

また、スリランカカレーではトゥナパハを乾煎りすることがあります。

乾煎りすることで香りが立ち、カレーの香りが高まります。

特徴はざっとこんな感じです。

他にも、玉ねぎを飴色まで炒めないなど、インドカレーとの違いがあります。

たくさんカレーをたくさん作っていると感じること

「カレーは多少いい加減でも美味しくできる」ということ。

例えば、スパイスの細かい分量や、玉ねぎの炒め加減など。

「しまった」と思っても、毎回なんだかんだ美味しくできちゃいます。

玉ねぎが真っ黒焦げでも、カレーは美味しかったです。

さすがに塩を入れすぎると取り返しがつかなそうですが。

基本的にカレーは、いろんなことを受け止めてくれる料理だなーと感じます。

そう。カレーは器が大きいのです。

スリランカカレーのおすすめレシピ本

スリランカカレーの専門書は少ないです。

しかし、こちらの1冊は、十分な情報量かつ良質な1冊です。

おすすめポイントその1:全部美味しい!

本当にどのレシピも絶品!

一番大事なことですよね。

現地のことをよく調査して、本場の味が再現されています。

おすすめポイントその2:素材選びに妥協がない

カレーリーフやランペなど、本場の食材を使用したレシピが用いられているのもいいです。

本場の味を作れます。

ネットのレシピだと、どうしても簡易的なレシピになりがち。

しかも、入手困難なスリランカ特有の食材の代用品も紹介されています。

つまり、あるもので本格的にスリランカカレーを作ることができるのです。

おすすめポイントその3:スリランカの文化を知れる

エッセイとしても読み応えがあります。

スリランカの食文化を軸に、歴史などにも触れられています。

背景を理解すると、料理もさらに楽しむことができます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は、スリランカカレーのレシピ本を紹介しました。

スパイスを揃えるハードルはありますが、実はスリランカカレーを作るのはすごく簡単。

スリランカカレーの特徴を学べば、作るのも食べるのも楽しいです。

みなさんも、スリランカカレーの沼にハマりましょう。