今日は、スパイスカレー のコクの出し方を教えるよ
隠し味としてケチャップを使う
目次
スパイスカレー「コクがない問題」
せっかく作ったカレーが味気ないなんて、そんな悲しいことないですよね。
実は、スパイスカレーの基本レシピには塩分がとても少ないのです。
たいてい、パウダースパイスと一緒に塩を入れるのですが
それ以降に塩分を加えることは、基本的にありません。
なので、最後の調味で塩を少しずつ足していくのですが、、、
この少しずつ塩を足す作業が難しい。
なぜなら、味見しながら塩を足しては味見を重ねていくうち、舌が馬鹿になるからです笑
人間の舌はいい加減なもので、3回目の味見くらいから塩加減なんかわからなくなります(わたしはそう)
本格的なカレーが作れるようになったのだから、コクのある美味しいカレーにしましょう。
豆乳とケチャップが、あなたのスパイスカレーに革命を起こします。
スパイスカレーに豆乳にちょうどいい理由
乳製品は、スパイスカレーにコクを出すのにもってこい。
正直、生クリームや牛乳もいいのですが
「スパイスカレーは適度にあっさりしてて欲しい」という個人的な願望によります笑
なので、もったりしたのがいいひとは生クリームもありだと思います。
家にある牛乳でもいいと思います。
スパイスカレーの隠し味にケチャップが最適な理由
ケチャップは塩加減や甘味がちょうど良く、カレーの味を足すのに向いています。
なぜなら、ケチャップはカレーの調味料として抜群に相性がいいからです。
ケチャップの原料をカゴメさんが紹介していたので見てみましょう
カゴメトマトケチャップは明治の創業以来の伝統を受け継いだ製法で作られています。 カゴメトマトケチャップは、トマト・糖類・お酢・食塩・たまねぎ・香辛料だけでつくられています。着色料、保存料は使用していません。カゴメトマトケチャップはトマトがちがいます。いつも食べているトマトとはちがうカゴメが選んだケチャップ用のトマト。夏の畑で真っ赤に完熟させてから使用しています。
引用:カゴメトマトケチャップ|カゴメ株式会社
原料からも分かるとおり、ケチャップはカレーにかなり近い調味料なんです。
つまり、ケチャップをカレーに入れることで、スパイスカレーの味に深みが出るのは、ごく自然なことなんです。
スパイスカレーを豆乳と隠し味のケチャップでカレーを作ってみた
作るのはシンプルな茄子とチキンのカレー
玉ねぎ1玉
しょうが 1かけ
ニンニク 1かけ
塩 小さじ1
チキン 400g
トマト缶 1缶
水 200ml
豆乳 150ml
茄子 1本
ケチャップ 大さじ1
ホールスパイス
シナモン
カルダモンシード
クローブ
パウダースパイス
クミン 小さじ2
ターメリック 小さじ1/2
カイエンペッパー 小さじ1
コリアンダー 小さじ4
ガラムマサラ 小さじ1
熱した鍋にバターとオリーブオイルを加え、そこにホールスパイスを投入。
今回のホールスパイス達。
ホールスパイスは時間がかかるものから、シナモン、カルダモン、クローブの順に加えます
香りが立ってきたところで玉ねぎを入れます
今回はみじん切りを冷凍しておきました。
冷凍しておくことで、時短につながるからです。
強火で放置して動かすのを繰り返すと、10分ほどで飴色になりました
ここで、しょうが・ニンニクを入れます。
続いてトマト缶を入れ、水分を飛ばします。
パウダースパイスと塩を加え、香りが立つまで約1分程度炒めます。
チキンを入れ、焼き色がついたら、水、豆乳を順に入れます
煮立つまでの間、フライパンでオリーブオイルを熱し、茄子を炒めましょう。
茄子を入れ、20分煮込んで出来上がり
お好みで塩を足して好みの味にしましょう
最後にケチャップを入れます
豆乳なのでコクがあるけどさっぱりした風味になりました
生クリームやココナッツミルクでは重いと感じる時にどうぞお試し下さい
今回は佐賀県の宗政酒造のクラフトビールと一緒に
しっかり苦味があって、クラフトビール好きにおススメ!
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最近購入したスパイスの本
スパイスの使い所とか効能がよく分かるのでお勧めです
GABANのカレースパイス